自閉症スペクトラム障害のこどもとともに

自閉症スペクトラム障害の疑いと診断されたこどもと家族の記録

こだわり

自閉症スペクトラム障害の特徴の1つにこだわりが強いということがあります。
習慣として行ってきたあるパターンがその子の常識のような感じとなり、それ以外のパターンになった時に不安を感じます。

例えば散歩のルート。
うちの息子の場合、お姉ちゃんを習い事に送った後は必ず決まった道を通って、バス停に行きます。
そして、バスに乗りたいと訴えます。
お祖父ちゃんが一度乗せてから、楽しかったこともあってか、息子のパターンとして強く刻まれています。
当然毎回バスに乗れるわけないので、こちらが拒否するとギャン泣き^^;
どれだけ話しても聞く耳持ちません!

後はトミカや動物・恐竜のフィギュアを一直線に並べる。
必ずに整列しています^^;
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こだわりが強い、、、プロの腕利きの職人さんなら良いのかもしれません。
自閉症スペクトラム障害のこどもの場合は、自分のパターン以外の事が目の前に起こった時にうまく対応できないかもしれない、ということを意味します!

息子のこだわりを関心してみつつも、色々な状況に対応できるように関わっていきたいです^ ^


経緯

我が家は私と妻、長女・長男の4人家族です。
私夫婦は30代前半、長女は6歳で年長、長男は3歳で、5月から満3歳児ののクラスに入って幼稚園に行っています。
自閉症スペクトラム障害の疑いと診断されたのは長男です。
小さいから確定はできないようですが、疑いとは言ってもほぼ間違いないようです。

初めてそれを私たちに意識させたのは、4月の3歳児検診の時でした。
オウム返しやせいぜい一語文しか話せず、会話はできない、落ち着きがない、目が合わせられない、不安が強い様子などなど、、、
3歳児検診に引っかかってしまいました^^;
言葉の遅れがあったので、引っかかったことに私としては「やっぱりなぁー」という感じでした。
でも、その時は「男の子だし、ちょっと言葉が遅れているだけだ」とそこまで気に留めていませんでした。
7月の発達相談までにはもっと喋れるようになって、「なんともないですね」って言われるんだろうって思っていたんです。

それから3ヶ月後の7月下旬。市の発達相談を受けました。
発達の検査をされ、言語的な遅れを指摘されました。
発達の遅れにムラが大きく、正常な発達ではないと!
そこでは病院の受診や療育の施設を紹介され、勧められました。

そして 8月、小児の発達を専門にしている医師がいて、リハビリを行っている総合病院を受診しました。
そこで自閉症スペクトラム障害の疑いと診断されました。

それから1〜2ヶ月が経ちました。
いろいろなことを感じ、考え、悩み、落ち込み、そしてようやく気持ちに整理がついてきたところです。
自分の気持ち、子供のことで勉強したこと、感じたこと、そしてこどもの成長。
忘れないように残していこうと思い、ブログを書くことを決意しました。
もともと筆不精でブログはこのご時世に初めて^^;
がんばって続けていこうと思います!!